軸の範囲

ここでは gnuplot でプロットしたグラフの軸の範囲を設定する方法を紹介します.


軸の範囲を設定する

グラフの軸の範囲を設定するには,軸に応じてそれぞれ以下のコマンドを使用します.

コマンド意味
set xrangex軸の範囲を設定する
set x2rangex2軸 (グラフ上側のx軸) の範囲を設定する
set yrangey軸の範囲を設定する
set y2rangey2軸 (グラフ右側のy軸) の範囲を設定する
set zrangez軸の範囲を設定する
set cbrangeカラーボックスの範囲を設定する
set rranger軸 (極座標) の範囲を設定する
set tranget軸 (媒介変数表示) の範囲を設定する
set urangeu軸 (媒介変数表示) の範囲を設定する
set vrangev軸 (媒介変数表示) の範囲を設定する

軸の範囲を変更する

軸の範囲を変更するには set range コマンドを以下の書式で使用します.

set xrange [{<開始位置>}:{<終了位置>}]

x2labelylabel など上記の表に記述のあるコマンドについても同じ書式が使用可能です.

gnuplot> set xrange[0:2*pi] # x軸の範囲を設定する
gnuplot> set yrange[-0.5:0.5] # y軸の範囲を設定する
gnuplot> plot 0.5 * sin(x)

出力

軸の範囲を設定した結果

軸の範囲を逆転する

軸の範囲を逆転するには set range コマンドに reverse オプションを指定します.

set xrange [{{<開始位置>}:{<終了位置>}}] {no}reverse

x2labelylabel など上記の表に記述のあるコマンドについても同じ書式が使用可能です.

gnuplot> set xrange[0:2*pi] # x軸の範囲を設定する
gnuplot> set yrange[-0.5:0.5] reverse # y軸の範囲を設定する
gnuplot> plot 0.5 * sin(x)

出力

軸の範囲を逆転した結果

軸の範囲を記憶する

set range コマンドに writeback オプションを使用するとグラフを描画したときの軸の範囲を記憶することができます. 最後に保存した軸の範囲は set xrange restore で復元することができます.

書式

set xrange [{{<開始位置>}:{<終了位置>}}] {no}writeback
set xrange restore

x2labelylabel など上記の表に記述のあるコマンドについても同じ書式が使用可能です.

gnuplot> set xrange[0:2*pi] # x軸の範囲を設定する
gnuplot> set yrange[-0.5:0.5] # y軸の範囲を設定する
gnuplot> set yrange[] writeback # 保存する
gnuplot> plot 0.5 * sin(x)
gnuplot> set yrange[-1:1]
gnuplot> set yrange restore # 復元する
gnuplot> plot 0.5 * sin(x) # 出力

出力

保存した設定を復元したため,以下の結果は set yrange[-1:1] が無視されています.

軸の範囲を設定した結果2

軸の範囲の状態を表示する

軸の範囲の状態を表示するには,以下のコマンドを使用します.

コマンド意味
show xrangex軸の範囲の状態を表示する
show x2rangex2軸(グラフ上側のx軸)の範囲の状態を表示する
show yrangey軸の範囲の状態を表示する
show y2rangey2軸(グラフ右側のy軸)の範囲の状態を表示する
show zrangez軸の範囲の状態を表示する
show cbrangeカラーボックスの範囲の状態を表示する
show rranger軸(極座標)の範囲の状態を表示する
show tranget軸(媒介変数表示)の範囲の状態を表示する
show urangeu軸(媒介変数表示)の範囲の状態を表示する
show vrangev軸(媒介変数表示)の範囲の状態を表示する

gnuplot> set xrange[0:1] # x軸の範囲を設定する
gnuplot> show xrange

出力

set xrange [ 0.000000 : 1.00000 ] noreverse nowriteback