線分と点の描画スタイル

グラフを描画する際に,そのつど描画スタイルを指定するのは面倒です. そこでgnuplotにはデフォルトの描画スタイルを設定するコマンドが用意されています.
ここではgnuplotでグラフの線分と点のスタイルを設定する方法を紹介します.


線分と点の描画スタイルを設定する

線分と点の描画スタイルを設定するには set style line コマンドを使用します.

set style line の書式

set style line <index>
    {{linetype | lt} <line_type> | <colorspec>}
    {{linecolor | lc} <colorspec>}
    {{linewidth | lw} <line_width>}
    {{pointtype | pt} <point_type>}
    {{pointsize | ps} <point_size>}
    {palette}

なお,設定した線分と点の描画スタイルは plot コマンドや splot コマンドを使用する際に linestyle <index> を指定することで適用することができます.
set style line コマンドは指定可能なオプションが多くややこしいので,出来ることを順番に以下で説明します.

線分のタイプを変更する

線分のタイプを変更するには set style line コマンドに linetype オプションを指定します. 引数の <line_type> にはデフォルトのラインスタイルのリストの番号を指定します. なお,linetype は短縮して lt と書くことが可能です.

gnuplot> set style line 1 linetype 0
gnuplot> plot x linestyle 1

出力

グラフの線分のタイプを設定した結果

線分の太さを変更する

線分の太さを変更するには linewidth <line_width> を指定します. <line_width> には線分の太さ(デフォルトの幅の倍数)を指定します. なお,linewidth は短縮して lw と書くことが可能です.

gnuplot> set style line 1 linewidth 3
gnuplot> plot x linestyle 1

出力

グラフの線分の幅を設定した結果

点のタイプを変更する

点のタイプを変更するには set style line コマンドに pointtype オプションを指定します. 引数の <point_type> にはデフォルトのポイントスタイルのリストの番号を指定します. なお,pointtype は短縮して pt と書くことが可能です.

gnuplot> set style line 1 pointtype 3
gnuplot> plot 'input.dat' linestyle 1

出力

グラフの点のタイプを設定した結果

点の大きさを変更する

点の大きさを変更するには set style line コマンドに pointsize オプションを指定します. 引数の <point_size> には点の大きさを指定します. なお,pointsize は短縮して ps と書くことが可能です.

gnuplot> set style line 1 pointsize 10
gnuplot> plot 'input.dat' linestyle 1

出力

グラフの点の大きさを設定した結果

線分と点の描画スタイルを初期化する

set style line コマンドで設定した描画スタイルをデフォルトに戻すには unset style line コマンドを使用します.

書式

unset style line

線分と点の描画スタイルの状態を表示する

線分と点の描画スタイルがどのように設定されているかを確認するには show style line コマンドを使用します.

書式

show style line

gnuplot> set style line 1 lt 3 # 描画スタイルを変更
gnuplot> show style line

出力

linestyle 1, linetype 3, linewidth 1.000, pointtype 1, pointsize 1.000